猫のマダニ予防。家猫ちゃんならさほど注意は必要ありませんが、外にでる猫には注意が必要ですね。
感染症による二次被害も考えられますので、ぜひ対策はしておきましょう。
今回は、猫のマダニについて、画像つきでまとめてみました。
猫びっくり!マダニの生態とは?
ムスビさん渾身のギャグは置いといて、マダニとは、その名のとおりダニの一種。
肉眼で見えるほど大きなのが特徴です。
実家ではイヌを買っていたので、たま~に顔や耳の付近にくっついていることがありました。
くさむらに生息しているので、ワンちゃんはお散歩のときにくっつけてしまうこともあるのですよね^^;
マダニは動物(犬、猫、人間も!!)の皮膚にくっついて、血を吸って養分を得ます。
血を吸うと、お腹がパンパンに膨れて大きく成長…!なんとも気持ち悪い虫です…。
大きくなると、1cm以上になる個体もあります。
一生のうちに1~3匹の宿主から養分を得て繁殖します。
そのため、ペット同士や人から人へと移ることもあるのですね。
マダニに噛まれた猫ちゃんの画像がこちら。
出典:http://seewind.at.webry.info/
大きくなるまで気づかないことも多いようです。我が家の犬もそうでした。
では、マダニに噛まれると、どのような症状がおこるのでしょうか?
マダニによる症状や感染症
マダニによる症状は、刺されたことによる1次被害と、その後の感染症による2次被害があります。
1次被害
マダニの口は血を吸うストローのようになっていますが、外側はギザギザした形状をしています。
そのため、皮膚に刺さるとちょっとやそっとでは抜けません。
このギザギザや、マダニの唾液によって、かゆみや痛みが起こります。
また、耳の中などわかりにくい部分では、マダニが複数匹ついている場合があります。
あまりにもヒドイ場合は、貧血の症状が起こることも。
以前、垂れ耳のワンちゃんの耳の中にびっしりマダニがついている画像がありましたが、この世のものとは思えないほどゾッとする光景でした…。
2次被害
マダニがさまざまな病原菌を媒介して、感染症を引き起こすことがあります。
日本紅斑熱、ダニ麻痺症など、数種の感染症が日本でも懸念されています。
痛痒い思いをさせるだけでなく、病気にまでなってしまうのがマダニ…!
これは予防しておかなければ心配ですね。
マダニに噛まれてしまった場合の対処法
猫がマダニに噛まれてしまったら、慌てずに対処しましょう。
あまり数が多くない場合は、ピンセットや手袋をはめた手で、マダニを取り除きます。
このとき、マダニをつぶしてしまわないようにご注意を!マダニの体内から病原菌が出てこないようにするためです。
マダニをびっくりさせると、よりグッと皮膚に噛みついてしまうので、そっと取り除くのがポイントです。
また、体が取れても、口が皮膚に残ってしまう場合があります。
その場合は、速やかに動物病院に連れて行って、獣医さんにマダニに噛まれたと説明してくださいね。
猫のマダニ予防方法とは?
マダニは暖かい時期に主に活動しますので、春~夏は特に注意が必要です。
草の中にじっとしていて、動物が近づくとそれを察知して皮膚にくっつきます。
猫ちゃんやワンちゃんの場合、毛のない目の周りや耳の中が狙われやすいポイントです。
でも、毛の中にくっつく場合もありますのでご注意を。
猫のマダニ予防で一番良い方法は、完全室内飼いにすることです。
ですが、なかなかそう出来ない場合もありますよね。
地域猫や外猫ちゃんのお世話をしている方にとっては、外にいる猫さんの安全も確保したいですよね。
このブログの読者さんでも、そういった心優しい方がいらっしゃいます。
その場合は、フロントラインで予防するのが良いでしょう。
少々お金はかかりますが、マダニだけでなくノミやハジラミにも駆除・予防効果があります。
その他には、ペット用の虫よけスプレーもありますよ。
とくにお散歩が多いわんちゃんに人気ですが、外猫さんにも時々シュッとしてあげると良いかも。
臭いも抑えられて、人も使える天然成分由来のこちらが人気だそうです。
ムスビはフロントラインを病院でやってもらったので、当面ノミダニは大丈夫かな♪
猫ちゃんも大切な家族!綺麗な毛並みと皮膚で、安全に過ごせるといいですね^^
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