出典:http://tetoan.com
日本国内で飼われている猫の中で最も多く飼われている種類は雑種猫で、全体の78%を占めているそうです。
何故そこまで多いかと言えば、ズバリ飼いやすいからです。
今回は、雑種猫ちゃんにスポットを当てて何故飼いやすいのか、どんな毛色がいるのかご紹介します。
>>>猫の種類一覧、日本で人気は長毛種?飼いやすいのは雑種?
雑種猫が飼いやすい理由
①純血種より出会える機会が多い
猫を飼う切っ掛けでどんなものが多いかと言えば、知人から譲り受けたり、里親募集の保護猫ちゃんを引き取ったり、地域で産まれた子猫を保護したりというのが殆どでしょう。
そして、そういう子は大抵雑種なのです。
純血種の猫ちゃんを飼おうと考えたら、ペットショップに行くか知り合いのブリーダーに頼むしかありませんから、出会いの数でいったら雑種猫の方が多いのです。
②トリミングなどの特別なケアが必要ない
雑種猫に長毛が出ることは少なく、ほとんどの猫が短毛です。
ですので、シャンプーやトリミングといったお世話をしなくてもすむというのも飼いやすいポイントです。
でも、爪切りやブラッシングはしてあげて下さいね。
雑種猫、どんな毛色が人懐っこい?
飼いやすくなじみ深い雑種猫ですが、実は、毛色によって性格の違いがあるようなのです。代表的な8種類の毛色でどんな性格なのかご紹介します。ただし、個体差もありますので一般的な傾向と考えて下さい。
茶トラ
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日本で最もポピュラーな毛色です。
性格は明るくて人懐っこい猫ちゃんなので、漫画のキャラクターに使われたり、CMやドラマとか映画にも出演してますね。
遺伝的にオスが多い毛色です。
黒猫
黒猫は、魔女のペットだとか前を横切ると不幸になるといった迷信などで悪いイメージがありますが、実際は甘え上手で人懐っこい性格です。
飼い主さんをよく観察して動くので、空気を読む猫だともいわれています。
白猫
黒猫と反対に、昔から大切にされてきた猫です。純白の毛色は希少なので、特に大事にされていました。
性格も黒猫と真逆で、家族以外には懐かない人見知りさんです。
三毛猫
毛色を作る遺伝子に性別を決める染色体が関わっているため、遺伝的に圧倒的にメスが多いです。
オスは、突然変異でしか産まれません。
性格は、プライドが高く好き嫌いがはっきりしているツンデレです。
いかにも、女の子らしいですね。
キジ猫
アメリカンショートヘアに似た毛色ですが、細かなラインが無数に入っていて、よもぎ、灰毛、藤猫とも呼ばれます。
基本的には警戒心が強く用心深い野性味の強い猫ですが、人に対しては友好的で無防備な姿も見せます。
ハチワレ
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覆面をかぶっているように目の周りを黒で覆われた柄が特徴の黒白模様の猫です。
性格は、好奇心旺盛で大人になっても活発と言われています。
サバトラ/サバ白
シルバーかかった光沢のある毛色が魚のサバのように見える猫です。
性格は、気分のいい時と悪い時の落差が激しく、神経質な時もあれば陽気な時もあるAB型女性のようだとも言われているようです。
サビ猫
別名「べっ甲」とも呼ばれる毛色です。
黒を基調とし茶トラ模様が入り茶色の毛が所々に散っています。
瞳の色が黄色い子が多いです。
サビ猫は、三毛猫同様ほとんどがメスです。
性格は、賢くて人懐っこい猫ちゃんです。
雑種猫を飼うなら
ご紹介した8種類の毛色を大まかに分けると人懐っこい子とマイペースな子に分けられます。
人懐っこい猫
茶トラ、黒猫、キジ猫、ハチワレ、サビ猫
マイペースな猫
白猫、三毛猫、サバトラ/サバ白
雑種猫を飼おうというとき、いつも猫ちゃんと遊びたい人は人懐っこい猫、猫と適当な距離を保ちながら仲良く生活したいという人は、マイペースな猫が良いでしょう。あらかじめその子の性質が分かっていれば、迎え入れた後で困ることは少ないでしょう。
しかし、先ほども書きましたが毛色による性格はあくまで一般的な傾向であり、色々な血筋が混ざっているため、性格がはっきりするのは大人になってからとも言われています。
また、オスに比べてメスの方が性質が大人しいとも言われますが、オスでもおっとりした子もいますしオテンバなメス猫もいます。
毛色の性格傾向以外にも、飼い主さんがよく観察して、その子の個性を理解してあげることが一番大事でしょう。
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