猫の便秘にオリーブオイルと綿棒?量や飲まない場合の対処法

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猫が便秘になってしまった!まだ動物病院は空いていない!こんな時、猫のために何をしてあげればよいのだろう??? と思って調べてみると、オリーブオイルを飲ませてみる。と書かれているではないか!そもそもオリーブオイルの何がいいのか、本当に効果があるのか、また、飲まずに使用する方法もあるとか・・・。オリーブオイルについて、色々と調べてみました。

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オリーブオイルとは?

オリーブオイルは、オリーブの果実から非加熱で果汁を搾り放置しておくと、分離することで得られる植物油である。オレイン酸を多く含むため酸化しにくく、他の油脂に比べて固まりにくい不乾性の性質を持っています。またオリーブ油は、製法によって名前が違います。日本では、オリーブの果実を搾り、ろ過しただけの化学的処理をまったく行わない【バージンオリーブ油】と、バージンオリーブ油と2番搾りの精製したオリーブ油を混ぜた【ピュアオリーブ油(オリーブ油)】が一般的に売られています。

 

オリーブオイルの効果について

① オリーブオイルの主成分であるオレイン酸が、腸を刺激して排便を促す効果があります。これは、オレイン酸が小腸などで消化吸収されにくい特徴があるからです。

② オリーブオイルの油分によって便の滑りが良くなる効果があり、便秘解消に役立つそうです。ただ体質によっては、オリーブオイルの摂取によって下痢!をおこす場合があるので気をつけなくてはなりません。

③ 胆汁の分泌を促して便通を助ける働き。胆汁にも便の滑りを良くする働きがあるようです。

④ 自律神経を整えるビタミンEが含まれています。ビタミEは、末梢神経を広げて血行を良くする働きもあり、腸の血流を良くして活動を活発にするそうです。

 

便秘に関する効果だけを並べても、色々とありますね。体質によっては下痢をおこすというのは、気になるところですが・・・。

 

オリーブオイルの量はどのくらい?

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量について調べてみると、便秘の猫の飼い主さん達は、スプーンに半分から1杯ほどや、朝、晩スプーン1杯ずつなどと書かれています。ちなみに人間が便秘のために飲む量を見てみると、1日大さじ1杯をすすめているところが多いです。いくら体に良い成分でも油なので高カロリー、肥満になっては健康を損ないますからね。体重を比較してみると、猫に上げる量がとても多く感じます。自分の猫が便秘で診察を受けた時に、オリーブオイルを飲ませても良いか、量はどのくらいが適当か聞いてからあげたいですね。

 

色々と効果があるオリーブオイル、仮に診察を受けて飲ませても大丈夫、量はこれくらいと言われたとしても、どの猫も喜んで舐めてくれるかというと、そんなことはないでしょう。猫は肉食性で、雑食性の犬よりも好き嫌いが多いです。病気になったとき、どうしても飲まさなければならない薬は、直接口腔内に入れて飲ませたり、スポイドで口の隙間から入れたり、ペースト状にした少量のフードに粉を混ぜ鼻の下に塗る(苦味のきつい薬は涎が出てしまいますが。) などありますが、オリーブオイルは、そこまでして飲ませたいかというとストレスの方が心配ですね。喜んで舐める場合はともかく、無理強いして飲ませるよりか他の方法を考えるべきかもしれません。

 

オリーブオイルと綿棒

オリーブオイルには内服する他に、こんな方法もあります。肛門にオリーブオイルを塗り、綿棒にもオリーブオイルを染み込ませて、肛門付近をトントンと軽くたたいてあげます。これは、子猫が生まれて暫くは、筋肉をうまく使えず、自分で排泄が出来ないので、母猫が肛門付近を舐めて刺激を与えることで排泄を促すことと同じものです。肛門付近にオリーブオイルがあることで、便も滑りやすくなります。綿棒でなくても、ビニール手袋をして指先にオリーブオイルを塗っても良いと思います。母猫が舐めるように優しく撫ぜたり、軽くたたいたり刺激を与えると便意がでるかもしれません。

 

猫の便秘とオリーブオイル まとめ

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いろんな効果があったオリーブオイル、喜んで舐めてくれるならいいかもしれませんね。ただ、便秘ならぬ下痢を引き起こしてもかわいそうなので、獣医師に相談してから試してみてはいかがでしょうか? オリーブオイルで、便が少しでも出やすくなればいいですね。

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